SASいびき、日中の眠気:睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群(Sleep apnea syndrome: SAS)とは、睡眠中に呼吸が止まる状態(無呼吸)が繰り返される病気です。
- 大きないびき
- 日中の眠気
- 熟睡感がない
- 様々な生活習慣病
この病気は眠りだすと頻繁に呼吸が止まってしまいます。苦しくて眠りが浅くなりますので、しっかり身体や脳を休めることができず慢性的な寝不足になります。
睡眠時無呼吸症候群では昼間に眠気があるだけでなく、夜間に長時間の酸欠状態があるために身体や脳に負担がかかります。そのため高血圧を引き起こしたり、動脈硬化が進行して心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしたり、糖尿病が悪化しやすくなったりします。
実は睡眠時無呼吸症候群は、大人に限らず子どもにもあります。
子どもの場合はいびき症状の他に、夜間にひどく咳き込んだり寝返りが激しかったりする事もあります。
子供は身体がまだ柔らかいため完全に呼吸が止まることは少ないですが、成長ホルモンが出なくなったり集中力が落ちて勉強ができなくなったりなど、将来にかかわる場合も出てきます。
子どもの睡眠時無呼吸は、口蓋扁桃や咽頭扁桃(アデノイド)が大きいことが原因になることが多いです。
当院でできる検査・治療
検査
血液検査や、ご自身で睡眠中の酸素飽和度を測定記録していただく簡易検査等を受けていただくことができます。
治療法
検査の結果によりCPAP(シーパップ)療法や、考えられる原因に対しての治療等を受けていただくことができます。
検査費用の目安
- 簡易検査:約2700円(健康保険3割負担時)
- CPAP療法:月 約5000円(健康保険3割負担時)
参考サイト
- 睡眠時無呼吸なおそう.com
- https://659naoso.com/